先般、2015年10月17日にJIS Q 9100 :2009(航空宇宙産業規格)の認証を取得いたしました。 分野としては「航空分野での精密部品の製造」となります。
弊社は宇宙関連部品の精密加工の実績があり、今後は宇宙分野はもとよりこの度の認証を契機に、品質管理・保証にも力をいれ、航空産業分野にも本格的に進出し日本の航空産業の発展に多少なりとも貢献できるよう努力して参ります。
株式会社コスにじゅういち
下記、ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド (LRQA)WEBサイト引用。
JIS Q 9100 航空宇宙とは
AS/EN/JIS Q 9100ファミリーはISO 9001をベースとして、航空宇宙産業特有の要求事項と解釈を追加したシリーズ規格です。航空宇宙製品の安全性、信頼性、規格適合性に最も大きな影響を及ぼすと見られる領域に重点を置いています。
航空宇宙産業では、品質保証のデファクトスタンダードとして長年使用されてきた米国防総省MIL-Q-9858Aが廃止されて以来、これに代わる国際統一規格の制定が模索されてきました。
こうした中、1998年に世界の航空宇宙産業の主要メーカーが結集してIAQG(国際航空宇宙品質グループ)を設立、品質マネジメントの国際規格であるISO 9001に航空宇宙産業特有の品質管理要求事項を追加して、航空宇宙産業向けの品質マネジメント国際統一規格“IAQS 9100”が制定されました。日本でもこれに対応して2001年にJAQG(航空宇宙品質センター)が発足、IAQS 9100の完全翻訳版として、“JIS Q 9100”が制定され、これを基準とする審査登録制度もスタートしました。
より厳格な品質管理が求められる航空宇宙産業で、国境を越えて品質マネジメント能力を保証できる“JIS Q 9100”。 これからの航空宇宙産業を支えていくシステムです。