10月1日より第67回 全国労働衛生週間がはじまります。
事前の準備期間中、当社コスにじゅういちでは工場周辺 地域清掃や労働環境の改善、啓蒙活動など、従業員が一丸となり準備を進めて参りました。これからの本週間中も、変わらず労働衛生、労働安全に配慮して参ります。
従業員のみなさん、日々精力的に業務に励んでくださり、まことにありがとうございます。
今年も10月1日から10月7日までの約一週間、「健康職場 つくる まもるは みんなが主役」をスローガンに、第67回全国労働衛生週間が実施されます。わが社でも企業理念である「和の精神」のもと、職場で共に働く仲間と一丸となって、社内全体の職場環境の改善に取り組んでいただきますようお願い致します。
さて、国内における業務上疾病の被災者は、長期的には減少傾向にあり、前年から47人減少し7,368人になっています。健康を維持・管理していくには予防と異常の早期発見が重要です。そのためには、みなさんが受診された定期健康診断の結果を真摯に受け止め、適切に対応しなければなりません。健康診断の結果に問題が見つかった際には、診断結果に基づく再検診、保健指導や医療処置を受けるようにしてください。また、職場における心の健康管理に対する取り組みも、依然として重要な課題の一つであります。
今年度から導入したストレスチェック制度の結果を活用し、異常の発見が難しいメンタルヘルスへのケアといった対策を、適切に実施していくことが重要です。わが社でも多くの方が職位や部門に関わらず強い不安や悩みを抱えていることと思います。 もちろん、企業としてみなさんの心とからだの健康管理を推進することは責務ではありますが、みなさん一人ひとりの価値観や概念が違い、抱えているストレスの要因も多岐にわたるため、全ての問題を解決することは非常に困難です。しかし、だれしも何かしらの悩みや不安を抱えているということを念頭に置いて、全社員がお互いを気に掛け、どうすれば相手のストレスを軽減できるか、相互に理解して助け合うことにより 解決する問題もたくさんあると思います。少なくとも、自分自身のストレスが他の方のストレスを生むという悪循環を防ぐことができます。
たくさんの人達が同じ空間を共有して、また多くの時間を共有して働かれる場所だからこそ、みんなで疲労やストレスが蓄積されない快適な環境を築いていく必要があります。
すべての社員の心とからだの健康は、みなさんの協力なしでは維持管理することはできません。まずは、朝の気持ちの良い挨拶を心がけてください。私も率先して行っていきますので、快適な職場が構築できるよう、引き続きご協力をよろしくお願い致します。
簡単ではございますが、衛生週間を迎えるにあたり、私の挨拶と致します。
平成 28年 10月 1日
株式会社コスにじゅういち
代表取締役社長 近藤 基起