先日7月4日、ついにCERN(欧州原子核研究機構)が「ヒッグス粒子(Higgs Boson)」と思われる新たな亜原子粒子を発見したと発表がありました。
このヒッグス粒子は万物に質量を与え「神の粒子」とも呼ばれるもので発見が待ち望まれていた粒子です。
この発見により宇宙の構造が解明されるかもしれないとも言われております。
粒子を観測する為には、粒子を光速に近くなるまで超電導磁石により加速し衝突させる、1周27kmの巨大な設備が必要となります。
CERN(欧州原子核研究機構)の陽子加速設備や観測装置において超電導磁石が使用されますが、実は弊社KOS21では1998年~2003年にかけて住友化学より依頼を受け、住友化学で製造された高純度アルミニウムを加工し、国内外の超電導磁石製造メーカーへ供給致しました。
これらがCERNの粒子加速設備や観測装置で使用されました。
この度、ヒッグス粒子と思われる粒子が発見された事は弊社にとっても喜ばしく思っております。
近年は「小惑星探査機はやぶさ」の帰還や、「ヒッグス粒子」とおもわれる素粒子の発見など、宇宙の起源に関係するプロジェクトに弊社KOS21も携わる事ができ大変光栄でございます。
今後も技術を磨き社会の発展や技術貢献が出来るように“可能性への挑戦”に挑み続ける所存です。
株式会社コスにじゅういち