7月 1日(水)より第 93回 全国安全週間がはじまります。
準備期間中、当社コスにじゅういちでは工場周辺地域清掃や安全意識の啓蒙活動など、従業員が一丸となり準備を進めて参りました。これからの本週間も無事に終えられるよう、安全に配慮して参ります。
皆さん、常日頃から精力的に業務に取り組んで下さり誠にありがとうございます。 既にご準備を進めていただいておりますが、今年も7月1日から7日まで 「エイジフレンドリー職場へ! みんなで改善 リスクの低減」をスローガンに、第93回全国安全週間 が実施されます。
これまで、全国各地で労使が協調し、労働災害防止対策が展開されてきました。その努力により労働災害は長期的に減少しており、令和元年度の死亡災害の件数は前年を下回る見込みです。しかし、休業4日以上の死傷災害については、死亡災害と同じく前年を下回る見込みであるものの、60歳以上の労働者が占める割合は増加しております。これから、多様なニーズに応えられる高年齢労働者が、職場においてより大きな役割を担うようになっていく中で、誰もが安全に働くことができるよう、職場環境も新たな改善を行う等、大きな変化を求められております。
我が社においても、定年退職を迎えられた60歳以上の方はもちろんのこと、さらには65歳以上の方々が職場で活躍される機会が増えてくることが予想されます。長年の知識や技術、経験を有した優秀な方でも、ご本人が加齢に伴う心身機能の衰えを自覚することは難しく、結果として無理な行動につながることが多いと言われております。そのような中で、今後も引き続き労働災害ゼロを達成していくためにも、ともに働く仲間同士がお互いを思いやり、加齢に伴う心身や体調の変化に目を配り、高齢者の方でも安全に働くことができる、新たな職場環境の構築を目指していきましょう。
さて、今年は例年より少し早い梅雨を迎えましたが、例年通りの暑い夏が予想されております。皆さんよくご存じのとおり、熱中症を予防するためには日頃から規則正しい生活を心掛け、こまめな水分補給と体温調節機能を助けるための環境を整えることが重要です。これから本格的な夏を迎えるにあたり、熱中症のリスク要因を減らすためだけに留まらず、日々の健康状態に留意した生活を送っていただきますようお願いいたします。また、高齢者ドライバーによる運転事故が話題になる昨今ではございますが、交通災害は全ての人に降りかかる可能性のある災いです。
そして、たった一度の交通事故により、人生が大きく変わってしまうことがあります。常日頃より、車やバイク、自転車の運転をされる際は、心にゆとりを持って安全運転に努めて下さい。
我が社では、皆さんの努力とご協力により、日頃から安全な職場づくりに取り組んでおりますが、安全活動は自分のため、家族のため、会社のための取り組みであり、他人事ではありません。
社員一人一人が、それぞれのセクションやポジションで安全への取り組みを見直し、みんなで安心して働ける明るい職場にしていきましょう。
令和二年 七月 一日
株式会社コスにじゅういち
代表取締役社長 近藤 基起