7月 1日(土)より第 90回 全国安全週間がはじまります。
準備期間中、当社コスにじゅういちでは工場周辺地域清掃や安全意識の啓蒙活動など、従業員が一丸となり準備を進めて参りました。これからの本週間も無事に終えられるよう、安全に配慮して参ります。
社長メッセージ
皆さん、日頃から精力的に業務に取り組んで下さり、誠にありがとうございます。 既に各現場でご準備を進めて頂いておりますが、今年も 7月 1日から 7月 7日 までの 1週間「組織で進める安全管理 みんなで取り組む安全活動 未来へつなげよう安全文化」をスローガンに、第 90回全国安全週間が実施されます。
さて、これまで全国各地で労使が協調し労働災害防止対策を展開してきました。その努力により労働災害は長期的に減少しており、死亡災害は 2年連続で 1,000人を下回る見込みです。しかしながら、休業 4日以上の死傷災害は前年より増加する見込みで、死亡災害についても平成 28年 11月から平成 29年 2月まで 4ヵ月連続で前年同月を上回っており、予断を許さない状況です。
わが社においても、日頃から労働災害防止対策を進めておりますが、いまだに微傷災害および重大ヒヤリが発生しております。社内の安全教育によりハインリッヒの法則をご存じだとは思いますが、ハインリッヒの法則では 1件の重大事故の背景には 29件の軽微な「事故・災害」が起きており、さらに事故には至らなかったものの、一歩間違えば大惨事になっていたヒヤリとしたハッとしたという事例が 300件潜んでいるといわれています。社内でそういった軽い事故や怪我が発生しているということは、ともすれば甚大な事故につながる可能性があるということです。もし、就業時間中に危険な状況になり怪我をしそうになった、または運が悪ければ災害が発生していた状況に直面した際は、些細なことでも必ずヒヤリハット報告を提出してください。そして、その報告を社内全体に周知し、他の社員が同じような不安全な状況に陥らないよう、早い段階での安全対策を施してください。
また、例年この時期になると注意喚起しておりますが、熱中症の予防に努めてください。熱中症を予防するためには、体調の管理と体温調節機能を助けるための環境を整える必要があります。自分は大丈夫と思うのではなく、常日頃より規則正しい生活を心掛け、こまめに水分を補給し 暑いと思ったら涼しい場所へ移動するなど、リスク要因の低減に努めるようお願いいたします。
また、車の運転に関しましても 交通ルールを守りマナーの良い運転を実践するなど、交通事故の防止に努めてください。たった一度の交通事故が、あなたやご家族の人生を大きく変えてしまうことがある、ということを心に留めて運転をしてください。
安全活動は会社のため、自分のため、家族のための取り組みであり他人事ではありません。社員の皆さん、協力会社の皆さん、ならびにご家族の皆さんが、事故や災害、病気のない日常を過ごすことができるように、日ごろから安全意識をもって行動するようご協力お願いいたします。
平成 29年 7月 1日
株式会社コスにじゅういち
代表取締役社長 近藤 基起